日々の暮らしを考える
ストレス社会と言われる現代。
日常は仕事、学校、家事、育児、介護など、時間に拘束されて過ごすことが多いのではないでしょうか。
日本は豊かな国となり、便利で暮らしやすい環境が整っています。
買い物はネット環境の普及により、店舗に行かずとも欲しいものが届くようになりました。
今日購入すれば、明日には届くことも少なくありません。
数年前までは、翌日届くことに驚いていましたが、最近では当たり前のようになっています。
数十年前では考えられなかったような商品やサービスが次々と提供されるようになり、消費者は多くの商品の中から自分に合ったものを選ぶことができるようになりました。
これだけモノやサービスが豊富な状況にも関わらず、その恩恵を私たちは活かせているのでしょうか?
欲しいものの為に一生懸命に働く、子育てやローンがあって仕事を辞める訳にはいかない。
人それぞれの生活があり、性格や考え方、育った環境も違います。
価値観も違って当然です。
私が社会人になって20年が経とうとしていた時、「何のために生活しているのか?」と考えるようになりました。
自分で働き、家庭を持ち、会社員として働いて、給与で生活を送る。
休日には家族と過ごし、好きな趣味に時間を費やすことも。
ごく普通の生活をして、淡々と時間が過ぎる。
自分のことを機械のように感じた瞬間でもありました。
そんな時、自分が本当に求めている暮らし、生活スタイルについて考えるようになり、いろいろなことにチャレンジを始めました。
幸い情報は溢れています。スマートフォンが1台あれば調べることは簡単です。
SNSで同じ趣味の人を見つけることも、仲間を探すことも、各種情報誌などで情報を入手することもできるようになりました。
何が正しいか、何が自分に適しているかを考えることで、自分が自分らしく生活できる環境を整えたいと思ったのがチャレンジを始めたきっかけです。
私は食生活、家族との関わり、時間の過ごし方、自分の趣味について理想を形にすることに取り組んでいきます。
そのリアルをお伝えしていくことで、誰か一人でも共感いただける情報が発信できればと思い、このページを更新していきます。
時代別生活環境の変化
私の生まれた昭和から、平成を経て令和へと時代は移り変わりました。
時代の流れとともに生活環境は大きく変化し、今後も変化は止まらないでしょう。
平成時代に生まれた世代が社会人となり、日常で関係することも増えました。
「当たり前」や「常識」が異なり、驚くこともあります。
しかし、それぞれの「当たり前や常識」は個人の価値観であり、否定されるものではないと思っています。
家族構成や子育ての手法、教育を取り巻く環境など、次世代を育てる仕組みも大きく変化しています。
小学生のうちからプログラミングが授業に取り入れられ、IT機器の使用方法はもはや子供の方がよく知っています。
教えて覚えるのではなく、与えられて自分で習得しているという方が圧倒的多数のように感じます。
私は変化していくことは良いことだと思っています。
辞書によると変化とは「ある物事がそれまでとは違う状態・性質になること。変わること。」と出ます。
私たちは日々変化を感じていますが、「それまでとは違う状態」の「それまでの状態」を正しく認識できていないのではないかと思うのです。
あらゆるものが便利になり、安く、良いものが手に入るようになる。
メリットばかりに視線が向き、そこに生じるデメリットには注視していない(もしくは見て見ぬふり)のではないかと考えるようになりました。
「得るものがあれば、同時に失うものがある」とよく言われますが、変化によって恩恵を得続ける代わりに、失い続けているものがあったとするととても恐ろしいことです。
全てに目を向けることは大変ハードルが高いことですので、できる範囲で自分に合った生活環境を築いていきたいと思います。
身の回りの変化について過去と現在を比較しながら、自分に合った、与えられるものの中に自分の意思を織り込んでいきます。
現時点で私が気になっていることは、「日本の暮らし」「時間の過ごし方」「食の安全性」「食品自給率」についてです。
私自身の想いを中心に、私の価値観で記載しておりますので、志向の合わない方がお見えになったら「そんな意見もあるのか」程度で留めていただければと思います。
日本の暮らし
核家族化が進んだ現代の日本家族構成。
住宅は日本家屋から、細かく部屋が区切られた鉄筋コンクリート造りが一般的となりました。
畳から床の生活スタイルに変化し、インフラも整備されて快適に暮らせる環境が整っています。
学校の授業で「昔の暮らし」を学ぶ時間があったものの、漠然とした知識としてしか昔の生活を知らないのが恥ずかしくも思います。
自分の子供に「昔はこうだったんだよ」と伝えることができず、「昔はこうだったらしいよ」と伝えるのが現状です。
私の世代(昭和後期)では、実際に昔の暮らしを体感した人は少なく、聞いた情報、教わった情報がほとんどです。
環境問題が取り上げられる現在、昔の暮らしから学ぶことが多くあるのではないかと思い、昔の暮らしについて調べ、できれば体験できる環境を持ちたいと考えています。
時間の過ごし方
食の安全性
普段自分が口にしているものは、誰がどのように作ったものなのか?
正しい情報をもとに食材選びをしたいのは、誰もが考えることだと思います。
飲食店へ行っても、「国産米を使用」「今日の野菜は〇〇産」など、食の安全をPRする表示をよく見かけます。
食事は血となり肉となる、身体にとって大切なものです。
正しい知識で、理想的な食生活を目指したいものです。
日本の食品自給率
日本における主要品目の自給率は以下の通りです。
米:97%
小麦:15%
大麦:12%
いも類:73%
豆類:8%
野菜:80%
*農林水産省が発表した統計より
これを見て、輸入がストップするとどうなるのか?という不安を感じます。
全てが止まることは無いにしても、様々な要因から制限がかかる可能性は充分にあると思います。
そんな時に焦らなくても良いように、日頃から普段食べている食品について考えておくことは、自分だけでなく身の回りの為にもなるのではないでしょうか?